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温泉地視察―松代温泉編―
国民宿舎松代荘
IMG_2982.jpg
二日目に視察で訪れた松代温泉は、長野インターから近く、
成分と色に大きな特徴がある温泉です。

国民宿舎という固いイメージを払しょくする館内。
まず最初に裏手にあるガスセパレーターの見学です。
IMG_2975.jpg
茶褐色の小山が並んでいるのはスケールで、
温泉の排出される側溝も鉄錆色に染まっています。
三人交代でガスセパレーターの上からタンクの中の温泉を見に行きます。
IMG_2974.jpg
タンク内の泡立った青みがかった幻想的な源泉が。
酸化する前の源泉は少し白濁していて、
そのエイジング前の源泉に入れるよう一人用の浴槽があるそう。
後で入浴するのが楽しみです。

副支配人の丸山さんから松代温泉概要についてお話を伺う。
指定管理者制度による3年毎の管理者見直しがあるので、
常に緊張感を持って取り組んでいるとのこと。
現在、全国の国民宿舎138軒中14位、
来年は10位目標です。
皆さんやる気に満ちていて圧倒されましたが、
とても良い刺激を受けました。

2010松代イヤー
11月25日、松代温泉入浴効果のシンポジウムが開催されるそう。
北海道大学阿岸祐幸先生の実験結果報告があるとのこと。
何か科学的に証明されるのでしょうか?
どんな結果が出るのかとても興味がありますね。

成分の濃い温泉
IMG_2977.jpg
泉質は含鉄―ナトリウム・カルシウム―塩化物泉。
温泉研究者も注目する成分は、
通常どれか一つでも当てはまれば温泉と認められる
20項目中11項目で該当し含有量も高い。

地下にたまるマグマ水に由来するとも言われ、
二酸化炭素は法規定の3.4倍、メタケイ酸は3.2倍、炭酸水素ナトリウムは8.5倍、
特に注目されるヨウ素は25.6倍も含まれています。

宿泊者用内風呂、露天風呂に浴槽の淵には積拙物の層。
IMG_2980.jpg
外にあるのが源泉風呂。   IMG_2979.jpg
入ると浴槽から温泉がザバーッと流れ出ます。
温泉ビューティーの石井さんも絶賛ということでした。
茶褐色の室内の温泉よりもマイルドで香りも強いと感じました。
とにかくインパクトが強い温泉という印象。
短時間の入浴にもかかわらず浴槽から上がると足が真っ赤。

パワフルな温泉と心からのおもてなしを受けて、
長野県の温泉視察は大満足のうちに終了しました。
参加いただいた会員様、
視察先の関係者の皆様ありがとうございました。
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温泉地視察(渋温泉編)
平成22年度先進温泉地視察(11月16日~17日)

今年は、外湯めぐりで有名な渋温泉、そして城下町松代の国民宿舎松代荘の視察でした。
急な冷え込みで、長野はやっぱり寒くて手がかじかじ。
渋温泉は石畳の温泉街。IMG_2961.jpg
大型バスは入れないので金具屋さんの車に乗り換えお宿に向かいます。
この石畳の下には徐雪用の温泉管が一本通っているそうです。
両側に細い路地が沢山あり、外湯の青い暖簾や商店、お宿が続く。
こういうコマコマした所「探検」したくなりますね。

9つの外湯  
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渋温泉旅館組合の関さんに外湯を説明案内していただきました。
それぞれ表にスタンプが置いてあり、購入した手拭いに押印しながら歩きます。
一般客も利用可能です。        IMG_2895.jpg
以前は鍵もなかったのですが、中でお酒を飲んで瓶を落として、
割れた破片を次のお客様が踏んで怪我をされた。
マナーの悪い一部の人の行為で残念ながら鍵を使用することになったのだそう。  
 
温泉街の商店は夜9時まで営業協力をしている。
だから夕飯を食べてからでも外に出て温泉街を散策できる。
その代り宿にはお土産物を置かないのだそう。相互協力体制ですね。

源泉の宿 金具屋  
          IMG_2960.jpg

千と千尋の神隠しの湯屋のモデルになったと言われる木造四階建ての重要文化財。
現在も営業を続けている貴重なお宿。
夜はライトアップもありとても素敵でした。IMG_2956.jpg

毎日夕方五時半からお宿の見学ツアーを行っているそう。
100年前に100人以上の宮大工さんを集め建設している当時の写真があり、
人材は元より資材の確保から搬送まで大変だったのだろうなと灌漑深く館内を見せて頂いた。
床に埋め込まれた歯車や、
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細工の細かい欄間など手の込んだ職人技、
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120畳圧巻の大広間など、当時のまま大切に受け継いで、
現在八代目ご主人の西山さんが襲名されている。
次世代に繋ぐ責任、こんな風に延々と続いていくのだと想像しました。

源泉ツアー
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金具屋の源泉四本のうちの二本を見せていただいた。
宿から大通りにでて、大きな川を渡ると一本目の源泉。
含硫黄―Na/Ca―Cl・So4、温度98度の自噴泉。
温泉熱を利用し館内の暖房を行っている。
少し離れたところにある二本目の源泉では、毎朝自噴の吹き上げをお客様に見せている。

管のスケールの量から成分の濃さが伺える。IMG_2933.jpg

揚湯管は、櫓よりも高く自噴する様子を見学してもらえるように改良してあるそう。
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一分ちょっとでまた先ほど以上に高く噴出。
大地のパワーを実際に感じることができ大好評ということ。 
毎日このツアーを続けられているという西山さんの努力と熱意に頭が下がります。
「お客様に喜んでいただき、本当の温泉を知っていただきたい」という熱い思いが伝わります。
 
金具屋のお風呂
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館内はさすが重要文化財、レトロで素敵。
反面、階段、迷路、寒さ等「不便」も共存しています。
便利で快適な生活に慣れきっている現代人。
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理解したつもりでも「寒いから温泉に行くのが億劫」「階段が」「お部屋までが遠くて不便」
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と感じてしまう。
こうした取り組みの難しいところです。
しかしこれだけ宿泊者が沢山いるということは素晴らしいことです。

館内のお風呂は、ローマ式と鎌倉の2ヶ所しか入ることができませんでした。
小さめの家族風呂はいろんなところにあり、空いていれば中から鍵をかけて使用するフリーな利用形態。
外湯も9か所あるし館内にもこれだけの温泉がある。
一泊ではとても入りきれませんよ。
コンパクトにしかも情緒たっぷりに存在する渋温泉には
もう一度訪れてみたいです。IMG_2962.jpg






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